シューベルト「死と乙女」&歌曲弦楽四重奏編曲集ゴルトムント四重奏団ミュンヘンで2010年に結成されたゴルトムント四重奏団は、2019年から日本音楽財団が貸与するストラディヴァリウスの銘器セット「パガニーニ・クァルテット」を使用。精力的で強力な合奏から繊細な抒情表現まで幅広い表現力を持つゴルトムント四重奏団の新作は、シューベルトの激情的な弦楽四重奏曲「死と乙女」とシューベルト歌曲の弦楽四重奏編曲集という内容。冒頭の「魔王」から驚きの迫力です。歌曲編曲だと音域的にヴィオラが目立つので、世界に10挺しかないと言われるストラディヴァリウスのヴィオラの音も堪能できます。▶ Berlin Classics 検索 演奏者についてゴルトムント四重奏団2010年、ミュンヘン音楽大学で学んでいたフローリアン・シェッツ(第1ヴァイオリン)、ピンカス・アット(第2ヴァイオリン)、クリストフ・ヴァンドーリ(ヴィオラ)、ラファエル・パラトーレ(チェロ)によって結成。 ソフィア王妃高等音楽院でアルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラー、ベルリンでアルテミス四重奏団に師事したほか、ハーゲン、ボロディン、ベルチャ、イザイ、ケルビーニ等の四重奏団のマスタークラスにも参加。 2014年、シェーンフェルド国際弦楽コンクールで優勝し、翌2015年、バイエルン州のヤング・アーティスト賞を受賞、2018年、ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクール第2位、同年、メルボルン国際室内楽コンクール優勝、2019年、欧州コンサートホール協会のライジングスターに選出。 2019年、日本音楽財団より、ストラディヴァリウスの「パガニーニ・クァルテット」を貸与。内訳は、1680年製ヴァイオリン、1727年製ヴァイオリン、1731年製ヴィオラ、1736年製チェロというもので名前はすべて「パガニーニ」。 CDは、Berlin Classics、Naxosから発売。 収録作品と演奏者フランツ・シューベルト[1797-1828]1. 「魔王」D.328, Op.1 2. 「死と乙女」D.531, Op.7 No.3 弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」3. 第1楽章:アレグロ4. 第2楽章:アンダンテ・コン・モート 5. 第3楽章:スケルツォ6. 第4楽章:プレスト 7. 「冬の旅」〜第11曲「春の夢」8. 「白鳥の歌」〜第4曲「セレナーデ」9. 「アヴェ・マリア」 D.839, Op.52,No.6ゴルトムント四重奏団Powered by HMV