チェンバロの女王、ズザナ・ルージイチコヴァによる品格に満ちたバッハのチェンバロ協奏曲集!スプラフォン・レーベルの貴重なアーカイヴからの最新リマスタリング・シリーズ。当アルバムはチェンバロの女王、ズザナ・ルージイチコヴァ[1928-]によるバッハのチェンバロ協奏曲集です。プラハ・アカデミーで学び、1956年にミュンヘン国際コンクールで優勝したのを機に世界のひのき舞台に躍り出た世界的チェンバロ奏者ルージイチコヴァは、ヴァーツラフ・ノイマンとともにプラハ・チェンバー・ソロイスツを創設し、1962年より当団の一員として演奏してきました。ここに収録された音源はその当時の演奏で、音楽性の高さと品格に満ちたバッハを聴くことができます。 バロックからプーランク、マルチヌーなどの解釈でも名高いルージイチコヴァですが、彼女の代名詞といえるのはやはりバッハの演奏解釈と言えましょう。バッハのチェンバロ協奏曲は、その大半がバッハ自身の旧作(他者の作を含む)を編曲したものですが、チェンバロを「通奏低音」から「独奏楽器」へ引き上げたアイディアは非常に斬新で、音楽史上、ピアノ協奏曲の先駆としての意義をもっています。 シューマンが「最大の傑作のひとつ」と讃えた第1番ニ短調、美しいラルゴで知られる第5番ヘ短調、ヴァイオリン協奏曲第1番の編曲である第7番ト短調、ヴァイオリン協奏曲第2番の編曲である第3番ニ長調など、旋律の美しさとチェンバロならではの華やかさを呈した傑作ばかりです!(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Disc11. チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052 [27:10]2. チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053 [24:18]3. チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054 [18:28]Disc24. チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055 [15:08]5. チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 [10:50]6. チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057 [18:55]7. チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV.1058 [15:17] ズザナ・ルージイチコヴァ(チェンバロ) ミロスラフ・クレメント(リコーダー:6) カレル・クレメント(リコーダー:6) プラハ・チェンバー・ソロイスツ ヴァーツラフ・ノイマン(指揮) 録音時期:1968年9月14,19日(1,2)、1966年12月19-23日(3,4)、1967年7月1日(5)、1967年6月27,28日(6)、1967年6月30日(7) 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)Powered by HMV