ラクス:弦楽四重奏曲集(弦楽合奏版)ワルシャワ音楽院で学んだ後にパリへと渡り新古典主義音楽から多大な影響を受け、さらにはアレクサンドル・タンスマンと交流を深めるなど順調なキャリアを築いていた矢先、ナチス・ドイツに捕らわれてしまい収容所へと送られてしまったシモン・ラクス。アウシュヴィッツ強制収容所に送られたものの収容所のオーケストラの指揮者、作編曲家を任されたことにより九死に一生を得た後、ダッハウ強制収容所に移送。アメリカ軍の収容所解放によってパリへと帰還することが出来たという激動の生涯を送ったポーランドの音楽家です。 大戦の戦禍、ナチスの迫害から生き延びたラクスが大戦後に作曲した3つの弦楽四重奏曲を、ここではポーランド放送アマデウス室内管弦楽団が弦楽オーケストラで演奏。ポーランドで最も有名な女流指揮者であるアグニエシュカ・ドゥチマルと娘で同じく指揮者のアンナ・ドゥチマル=ムロズがタクトを振るっています。(輸入元情報)【収録情報】ラクス:● 弦楽四重奏曲第3番『ポーランド民謡の主題を題材として』● 弦楽四重奏曲第4番● 弦楽四重奏曲第5番 ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団 アグニエシュカ・ドゥチマル(指揮) アンナ・ドゥチマル=ムロズ(指揮) 録音時期:2012年9月26日&2013年3月23日 録音場所:ポーランド、ポズナン 録音方式:ステレオ(デジタル) 旧品番:DUX1626Powered by HMV