第8回ショパン国際ピアノコンクール優勝者ギャリック・オールソン24年ぶりにベートーヴェンのピアノ協奏曲を全曲録音!1970年、第8回ショパン国際ピアノコンクールで優勝(2位:内田光子)したギャリック・オールソン[1948-]によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音がリリースされます。 アメリカのワイオミング州にあるグランドティトン国立公園の麓の街ジャクソンを中心に毎年夏に行われるグランドティトン音楽祭での演奏で、同音楽祭の音楽監督を務める名指揮者ドナルド・ラニクルズ[1954-]との共演盤です。オールソンは、1998年アメリカのベリングハム・フェスティバルに出演した際にピアノ協奏曲全曲 をライヴ録音しており(マイケル・パーマー指揮)、今回24年ぶりの再録音となります。【演奏者より】「60年前にベートーヴェンのピアノ協奏曲をはじめて勉強して以来、これら5曲を世界中のオーケストラと100回以上演奏してきました。今回、尊敬する音楽家ドナルド・ラニクルズ率いるスーパー・オーケストラとの共演を打診された時は、とても感激しました。ジャクソンの標高にも負けないエキサイティングな一週間の成果を存分にお楽しみください。」〜ギャリック・オールソン「ギャリック・オールソンは音楽界の至宝であり、私の長年の友人でもあります。今回この音楽祭に出演してくれたことを心から感謝しています。ギャリックが60年間にわたるこの作品へのたゆまぬ努力と研鑽により培われた音楽性は、我々を大いに刺激し、現在はもちろん未来の音楽愛好家への素晴らしいギフトとなりました。」〜ドナルド・ラニクルズ(輸入元情報)【収録情報】ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集Disc1(69:28)1. ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.152. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19Disc2(72:09)3. ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.374. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58Disc3(44:19)5. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.58『皇帝』6. 『プロメテウスの創造物』 Op.43〜序曲 ギャリック・オールソン(ピアノ:1-5) グランド・ティトン音楽祭管弦楽団 サー・ドナルド・ラニクルズ(指揮) 録音時期:2022年7月5-9日 録音場所:アメリカ、ワイオミング州、ウォーク・フェスティヴァル・ホール(グランドティトン音楽祭) 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND【ギャリック・オールソン】1948年4 月3 日アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ウェストチェスター音楽院で学んだ後、13歳でジュリアード音楽院に入学。彼の音楽的成長は、クラウディオ・アラウをはじめ、オルガ・バラビーニ、トム・リッシュマン、サッシャ・ゴルトニツキー、ロジーナ・レヴィーンやイルマ・ヴォルペなど著名な師のもとで培われた。 1966年ブゾーニ国際ピアノコンクール、1968年モントリオール国際音楽コンクールで優勝後、1970年ショパン国際ピアノコンクールにおいて優勝して以来、その堂々たる演奏とゆるぎないテクニックで、世界的なピアニストとしての地位を確立してきた。1994年エイヴリー・フィッシャー賞を受賞、2014年ノースウェスタン大学ビーネン音楽院よりジェーン・ギンベル・レイン賞を授与された。(輸入元情報)【サー・ドナルド・ラニクルズ】1954年エジンバラ生まれ。ケンブリッジとロンドンでホルンやピアノ、指揮を学ぶ。マンハイム、ハノーファー、フライブルクの劇場で活躍の後、サンフランシスコ・オペラの音楽監督、セント・ルークス管弦楽団の首席指揮者、BBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者(現在名誉指揮者)を歴任。 現在、ベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、アメリカ・ジャクソンで開かれているグランドティトン音楽祭の芸術監督、アトランタ交響楽団の首席客演指揮者の任にある。エジンバラ大学、王立スコットランド音楽演劇アカデミー、サンフランシスコ音楽院から名誉博士号を授与されている。また、2020年10月には音楽文化への貢献を認められ、エリザベス2世から爵位を授けられた。(輸入元情報)【グランドティトン音楽祭】1962年創設。アメリカ北西部ワイオミング州西部にあるグランドティトン国立公園の麓の街で、アメリカ有数の避暑地ジャクソンを中心に毎年夏に8週間にわたって開催される。1974年にはウォーク・フェスティヴァル・ホールが開館。全米屈指の音楽祭に成長し、現在はドナルド・ラニPowered by HMV