マリア・ジョアン・ピリス/DGピアノ協奏曲録音全集(5CD)オリジナル・デザイン仕様の紙ジャケット入りシェーファーとのアリアも収録!大人気だったソロ録音ボックスに続き、マリア・ジョアン・ピリスがドイツ・グラモフォンでおこなった協奏曲録音のすべてと、クリスティーネ・シェーファーのアルバムに収められていたレチタティーヴォとアリアを収めたお買得ボックスの登場。 ピリスならではの明快なタッチとシャープな音色、ニュアンス豊かな響きを兼ね備え、抒情的な美しさ一辺倒になることなく大きな感情の動きも盛り込んだ起伏に富む音楽づくりを味わうことができます。 共演はクラウディオ・アバドとフランス・ブリュッヘン、アンドレ・プレヴィン、エマニュエル・クリヴィヌらの指揮するベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・フィル、ヨーロッパ室内管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団という面々。すべて高い評価を得てきた演奏です。初回生産限定盤。【ピリス】マリア・ジョアン・ピリス(ピレシュ)は地元リスボンで天才少女ピアニストとして活躍したのち、ドイツに留学してミュンヘンでロースル・シュミットに、ハノーファーでカール・エンゲルに師事して研鑽を積み、1970年、ブリュッセルで開催されたベートーヴェン生誕200周年記念コンクールで優勝して名を馳せます。 そうした背景もあってか、優勝後ほどなくして契約したフランスのレーベル、エラートへのレコーディングも、ドイツ=オーストリア系音楽が中心となり、モーツァルト、ベートーヴェン、バッハ、ショパンのアルバムでまず人気を博すこととなります。 その後、70年代終わりに手首の故障のため数年間に渡って演奏活動を中断、80年代なかばに復帰してから録音したのは味わい深いシューマンとシューベルトでした。 エラートを離れたピリスは、ドイツ・グラモフォンに移り、数多くのレコーディングをおこなうようになり、現在に至っています。(HMV)【収録情報】Disc1● ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 ヨーロッパ室内管弦楽団 エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) 録音時期:1997年4月 録音場所:パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)● ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮) 録音時期:1992年6月 録音場所:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc2● モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮) 録音時期:1992年8月 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)● モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮) 録音時期:1990年4月 録音場所:ザルツブルク祝祭大劇場 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)● モーツァルト:レチタティーヴォとアリア『どうしてあなたを忘れられようか〜恐れないで、愛する人よ』 K.505 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)Powered by HMV