チェコを代表する作曲家でヴァイオリン演奏を得意としたマルティヌーが、生涯に渡って書いた弦楽四重奏曲(番号付きの作品が7曲)の魅惑の世界を紹介するシリーズ、この第1集では、まず8にご注目ください。僅か12歳の頃の作品で、郷愁に満ちた、何て素晴らしいメロディーで溢れていること!隠れた逸品とは、このことです。第1番は冒頭がフランスの作曲家ラヴェルそっくりですが、第3、4楽章の盛り上がりは十分に個性的です。第2番では、作曲者は自分の生きる道を確立、特に活気で沸きかえる両端の第1、3楽章には、何物にも代え難い面白さがあります。Disc11 : No. 1 Moderato. Allegro ma non troppo2 : No. 2 Andante moderato3 : No. 3 Lento4 : No. 4 Allegro con brio5 : No. 1 Moderato-Andante - Allegro vivace6 : No. 2 Andante7 : No. 3 Allegro8 : Martinu: String Quartets Volume 1Powered by HMV