クルト・ザンデルリング&スウェーデン放送響ライヴライヴ初出のショスタコ8番!優秀オケ、優秀録音で聴く悦び・・・ザンデルリングのショスタコ8番と言えば、ベルリン交響楽団とのスタジオ録音が唯一で、この曲を遅いテンポで透徹したユニークな演奏として名高いものでした。第8番は、巨匠が活動最晩年までレパートリーから外さなかった愛奏曲ながら、ライヴ録音の登場は今までありませんでした。 ムラヴィンスキーなら、快速で進めるであろう箇所はザンデルリングはこれでもかとばかりに執拗に遅いテンポで、このシリアスな作品をまるで点描画のように聴衆に開示して行きます。余程好調だったのか、足踏みや、第3楽章から第4楽章にかけての掛け声を発したり、冷静沈着に見えるザンデルリングの燃える姿が記録されています。 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。(TOBU)【収録情報】・ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 op.65 スウェーデン放送交響楽団 クルト・ザンデルリング(指揮) 録音時期:1994年10月21日 録音場所:ストックホルム、ベルワルドホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)※演奏タイミング:(27:31)(7:11)(7:24)(9:52)(17:39)Disc11 : Shostakovich: Symphony No. 8, op.65: I. Adagio (27:31)2 : II. Allegretto (7:11)3 : III. Allegro non troppo (7:24)4 : IV. Largo (9:52)5 : V. Allegretto (17:39)Powered by HMV