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初期と後期のポーランド古典派ゴウォンベクとクルピンスキの音楽!ポーランド古典派の初期と後期を代表する2人の作曲家、ヤクブ・ゴウォンベクとカロル・クルピンスキ(クルピニスキ)[1785-1857]の音楽を収録し、スタイルの違い、ポーランド音楽の多様性と特異性に迫るNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)ならではの好企画。 ヤクブ・ゴウォンベクは1739年頃のシレジア(現在のポーランド南西部からチェコ北東部にかけての地域)出身、クラクフの聖マリア教会やヴァヴェル大聖堂で歌手(テノール)や作曲家として活動し、ヴァツワヴァ・シェラコフスキ音楽学校で歌の教師を務めました。ゴウォンベクの交響曲(シンフォニア)と宗教音楽は当時はクラクフ地域だけではなく広く知られており、ポーランド古典派音楽を形作る上で重要な役割を果たしましたが、現在では(特にポーランド国外では)ほとんど知られていない作曲家。ここでは、3楽章で演奏時間約10分前後の小規模な4つの交響曲と、『2本のクラリネット、2本のホルン、2本のファゴットのためのパルティータ』を収録。 ポーランド・ロマン派やショパンの登場を予感させるようなクルピンスキのクラリネット協奏曲でソロを務め、ゴウォンベクの交響曲で指揮を執るのは、ハーグ王立音楽院でエリック・ホープリッチに学び、2004年からはバルセロナのカタルーニャ音楽院(ESMUC)で自身もヒストリカル・クラリネットを教えているイタリアの名手、ロレンツォ・コッポラ。コンサートマスターのマルティナ・パストゥシュカとマネージャーのアルトゥル・マルケが中心になり2012年にカトヴィツェで設立されたポーランドの古楽器オーケストラ「{oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ」(ヒストリカル・オーケストラ 《oh!》)の歴史的情報に基づいたヒストリカル楽器の艶やかな響きで、ポーランド古典派の知られざるシンフォニアを紐解きます。(輸入元情報)【収録情報】1. クルピンスキ:クラリネット協奏曲変ロ長調2. ゴウォンベク:交響曲ハ長調3. ゴウォンベク:交響曲ニ長調第2番4. ゴウォンベク:交響曲変ロ長調5. ゴウォンベク:交響曲ニ長調第1番(1773)6. ゴウォンベク:管楽アンサンブルのためのパルティータ ハ長調(1770) {oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ ロレンツォ・コッポラ(指揮、ピリオド・クラリネット:1) 録音時期:2019年9月26-30日 録音場所:カトヴィツェ、シレジア・フィルハーモニック・コンサート・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV
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