ブルガリアで成功したイタリアの若手女流指揮者による『椿姫』ギャウロフやカバイヴァンスカを生み出したブルガリアは意外なオペラ大国ですが、近年イタリアの若手女流指揮者リュプカ・ビアジョーニの熱心な活動により、イタリア・オペラが充実しているといわれます。それを実証しているのが当アルバム。 ビアジョーニはローマ生まれ。最初ピアノを学びますが指揮に転向し、サンタ・チェチーリア音楽院でバーンスタインとバラッチに学んだ後、シエナのキジアーナ音楽アカデミーでライトナーとゲルギエフに師事、さらにムーシンのもとで仕上げました。2002年にEUフランコ・カプアーナ国際指揮者コンクールに入賞、2013年からブルガリアのソフィア・フィルの首席指揮者を務め、世界的に名が知れ始めています。 当アルバムは2014年4月のもので、ブルガリアの実力派によるドスの利いた声とビアジョーニの明るくきびきびした音楽性で魅力満点です。(輸入元情報)【収録情報】● ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲 ヴィオレッタ:マルタ・トルビドーニ(ソプラノ) アルフレード:ミハイル・ミハイロフ(テノール) ジョルジョ:アントン・ケリミチェフ(バリトン)、他 ブルガリア国立フィルハーモニック合唱団 ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団 リュプカ・ビアジョーニ(指揮) 録音時期:2014年4月2-7日 録音場所:ソフィア・ブルガリア・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV