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17〜18世紀フランスのレジェンド、ルイ・マルシャンの傑作をオルガンとチェンバロでスコット・ロスも愛奏したアッサス城のチェンバロの圧倒的な音色!ルイ・マルシャンは、ルイ14世時代を代表するフランスの作曲家。オルガン奏者の息子として生まれ、王立礼拝堂のオルガン奏者に任命されました。教師としても貴族から大人気でしたが、暴力癖や激しい気性という問題も抱えていたようで、ルイ14世によって国外追放の身となりました。ドレスデンにたどりついてJ.S.バッハとカントールの座を争うことになったものの、バッハの演奏をカーテンの陰で聴いて逃げ出したという伝説の主はマルシャンともいわれます。オルガン、チェンバロともマルシャンの選りすぐりの傑作がプログラムされております。 使用した楽器(オルガン、チェンバロとも)も素晴らしいものです。1772〜1774年にかけてジャン=エスプリ・イズナールがその甥ジョゼフ・イズナールの助けを受けて建立したオルガン。パイプもふくめ99%が建立当時のままの状態を保っている奇跡のオルガンです。2018年に修復が施されていますが、現代のオルガン・ビルダーもこのパイプの機構には舌をまいたといいます。このオルガンには、フランス革命当時、僧侶がこのオルガンで「マルセイエーズ」などを含む曲を大変すばらしく演奏して、パイプなどを持っていかれる事態からまぬかれたという伝説も残っているそう。ダッサス城(アッサス城)のチェンバロは、緻密でありながらセンセーショナルな衝撃的力強さもあわせもつこちらも奇跡的な名器で、スコット・ロスも愛奏した楽器。 アラケリアンはアヴィニョン出身。若いころから古楽に目覚め、パスカル・マルソー、オリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーといった錚々たる教授陣のもとで修行を積みました。聖マキシマン・ラ・サント=ボーム教会のオルガン奏者でもあります。(輸入元情報)【収録情報】マルシャン:1. 大いなる対話 ハ長調〜第3巻より2. 組曲 ニ調(1699年出版)3. Grand-jeu(大遊戯)〜第2巻より4. Fond d'orgue(オルガンの背景)〜第2巻より5. ロンド形式の対話〜第2巻より6. Quatuor〜第1巻(1740 年出版)7. フーガ〜第2巻(オルガン)8. 組曲 ト調(1703年出版))9. 組曲 ニ調〜第1巻より(1740年出版) エマニュエル・アラケリアン(オルガン:1,3,4-7,9、チェンバロ:2,8) ルイ・アリックス(オルガン/第3の手:6) 録音時期:2023年12月20日(1,3,4-7,9)、12月27,28日(2,8) 録音場所:聖マキシマン・ラ・サント=ボーム教会(1,3,4-7,9)、アッサス城(2,8) 録音方式:ステレオ(デジタル) 収録時間:80分Powered by HMV
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