注目のピアニスト、ボラクの鮮烈なエネスコとグリーグルーマニア出身の女性ピアニスト、ルイザ・ボラクは高度な技巧で意欲的なレパートリーに挑戦し、ピアノ音楽マニアの好奇心を満足させています。最新アルバムはグリーグとエネスコ。約40年違いで活動したふたりの作曲家に焦点を当てています。 ボラクは何よりリズム感抜群で民俗的な作品に輝きを見せるため、グリーグとエネスコはうってつけのレパートリー。エネスコはボラクにとり最も大切な作曲家ですが、2002年にグリーグ国際ピアノ・コンクールで優勝したこともあり、グリーグも得意な作曲家のひとり。2019年6月にニコラエ・モルドヴェアヌ指揮ブカレスト国立放送管弦楽団とグリーグの名作協奏曲と、彼女が復活蘇演させたエネスコの協奏曲を披露。どちらも鮮烈な演奏を繰り広げています。 さらにグリーグの『抒情小曲集』から17篇を選び、しっとりと聴かせてくれます。有名な『蝶々』『夜想曲』『トロルドハウゲンの婚礼の日』も収録。エネスコのピアノ曲中もっとも知られるピアノ・ソナタ第3番も充実の演奏。(輸入元情報)【収録情報】Disc11. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.162. エネスコ:ピアノ協奏曲ニ短調(未完)3. グリーグ:抒情小曲集より アリエッタ Op.12-1 ノルウェーの旋律 Op.12-6 民謡 Op.38-2 蝶々 Op.43-1 愛の歌 Op.43-5 ハリング Op.47-4 跳びはね踊り Op.47-6 ノルウェーの農民行進曲 Op.54-2 トロールの行進 Op.54-3Disc24. グリーグ:抒情小曲集より 夜想曲 Op.54-4 過ぎ去った日々 Op.57-1 郷愁 Op.57-6 サロン Op.65-4 トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6 あなたのおそばで Op.68-3 小妖精 Op.71-3 ハリング Op.71-55. エネスコ:ピアノ・ソナタ第3番ニ長調 Op.24-36. エネスコ:即興小品集 Op.18より コラール カリヨン・ノクチュルヌ ルイザ・ボラク(ピアノ) ブカレスト国立放送管弦楽団(1,2) ニコラエ・モルドヴェアヌ(指揮:1,2) 録音: 2019年6月25-27日 ブカレスト放送(1,2) 2007年1月11日、6月29日 ブレーメン放送(3,4:Op.54-4以外,5/ライヴ) 2003年6月1日 ヴァイセナウ修道院広間(6/ライヴ) 2004年10月25日 シュタットシアター・リンダウ(4:Op.54-4/ライヴ)Powered by HMV