ベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベールベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベールによる「18世紀」を象徴する作品集。モーツァルトのピアノ協奏曲第27番のほか、リパッティの古典スタイルによるピアノ・コンチェルティーノ、そしてハイドンの交響曲『受難』という興味深いプログラムです。 ディヌ・リパッティ[1917-1950]の古典様式によるピアノ・コンチェルティーノは1936年、まだリパッティが10代で、コルトーの下で学んでいた頃の作品。1938年にミュンシュの指揮とリパッティ自身のピアノで初演されています。4楽章からなり、ピアノと管弦楽のからみが美しい古典派を思わせる作品です。 レ・メタモルフォーゼスは新設のアンサンブルで、彼らの実力を知らしめるハイドンの交響曲第49番も見事です。リパッティ作品での繊細な管弦楽も聴きものです。(輸入元情報)【収録情報】1. ハイドン:交響曲第49番ヘ短調 Hob.I:49『受難』2. リパッティ:古典様式によるコンチェルティーノ op.33. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595 ジュリアン・リベール(ピアノ:2,3) レ・メタモルフォーゼス ラファエル・ファイユ(指揮) 録音時期:2018年6月 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV