★ 一番わかりやすい!大学野球の最前線で活躍し、数多くのプロ野球選手を育ててきた監督がおくる、「誰でもエースになれる」コツの決定版!東北楽天ゴールデンイーグルス青山投手・塩見投手をプロに育てた「正村式投球フォーム理論」で投球術のすべてがわかる!◆◇◆ はじめに ◆◇◆2013年のドラフト会議では、3位以内に入った選手のうち実に20人をピッチャーが占めた。これは全体の半分以上であり、12球団のうち9球団がピッチャーを1位指名している。この数字からも、いかにピッチャーが重要なポジションであるかがわかるだろう。日本人のピッチャーは、メジャーリーグでの成功例も多い。成功しているピッチャーに共通していえるのは、ほとんどの選手がプロ入りから二年を待たずに活躍しているということ。入団から間を置かずに戦力として結果を出せたのは、アマチュア時代に自分の武器を身につけられているからだ。つまり、プロの舞台で活躍するピッチャーになるためには、アマチュアでいかに高いレベルへと到達するかがカギとなるのだ。そのヒントとして、八戸学院大学があげられる。八戸学院大学野球部は東北の強豪だが、決して甲子園に出場した好素材の選手が集まるチームではない。しかし、現在までに8人ものプロ野球選手を輩出しているのは、その育成方法にコツがあるからだ。本書では八戸学院大学で長年、ピッチャーの育成に携わってきた正村監督のピッチング上達理論を展開。アマチュア選手がプロ野球選手になるまでのノウハウの一部を伝授する。◆◇◆ この本の使い方 ◆◇◆この本では、ピッチャーとしてレベルアップするためのコツを、2ページにひとつのFILEとして紹介しています。理想的なピッチングフォームをマスターする基本から多種多様な変化球、試合でバッターをアウトにするための投球術まで、エースへと成長するために必要な知識・技術を網羅しています。巻頭には、プロ野球で活躍する現役選手のインタビューも掲載しています。レベルアップのヒントにしてみましょう。最初から読み進めていくことが理想ですが、マスターしたい技術や取り組みたいテーマがあれば、そのファイルだけをピックアップすることも可能です。各ページには、紹介している知識・技術を身につけるためのポイントをTECHとして3つ挙げています。解説文と合わせてチェックし、みなさんの理解を深める助けにしてください。◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆◎PART 1 プロ野球選手になる秘訣◎PART 2 ピッチャーとして成功するためのコツ◎PART 3 理想のフォームを身につける◎PART 4 投球フォームに必要な筋肉を身につける◎PART 5 ウイニングショットを身につける◎PART 6 ピッチャーの総合力をアップする◎PART 7 バッターを抑える投球術を身につける◎PART 8 本番で力を発揮できるコンディショニング