アルテミス・カルテットの第1ヴァイオリン奏者ヴィネタ・サレイカによるグリーグ!ラトヴィア出身のヴァイオリン奏者、ヴィネタ・サレイカによるグリーグのヴァイオリン・ソナタ集。アルテミス・カルテットで第1ヴァイオリンを務めています。サレイカはパリ国立高等音楽院でジェラール・プーレに師事しているほか、デュメイらにも師事しています。2009年のエリザベート国際コンクールで入賞したのち、様々なオーケストラと共演。ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー(現アントワープ交響楽団)で首席コンサートミストレスを務め、ほかにもトリオ・ダリで演奏活動を展開しています。2006年以降、フランスのピアニスト、アマンディーヌ・サヴァリと共演を重ねています。アマンディーヌ・サヴァリもトリオ・ダリで室内楽奏者として活躍する傍ら、オーケストラとも共演、また、来日もしています。 グリーグのヴァイオリン・ソナタは彼の生涯を色濃く反映しています。第1番は1865年にデンマークで書かれており、旋律のピュアな美しさが魅力。歌に溢れています。第2番は2年後、ちょうど彼がノルウェーに戻って結婚した時に書かれており、愛と踊りの気分に満ちた幸せな作品となっております。第3番はそれから20年を経て書かれていますが、民族色よりも和声などに新たな可能性の模索が見られる作品となっており、2作とは一線を画すものとなっています。(輸入元情報)【収録情報】グリーグ:● ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 op.13● ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 op.8● ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 op.45 ヴィネタ・サレイカ(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス 1863年製) アマンディーヌ・サヴァリ(ピアノ) 録音時期:2017年8月14-17日 録音場所:ブリュッセル 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV