ベートーヴェン交響曲第2・3・4番、他チェリビダッケ&スウェーデン放送響チェリビダッケの子息イオアン氏の許諾を得て、1960年代から1970年代にかけてライヴ録音されたスウェーデン放送交響楽団のベートーヴェンが登場。 チェリビダッケ壮年期のベートーヴェンはこれまで聴くことができなかったので、放送録音ならではの良好な音質(第2番のみモノラル)でのリリースは歓迎されるところです。 当時のチェリビダッケは、ロマン派作品などはすでに遅いテンポで演奏することも多かったのですが、古典派作品ではノーマルなテンポを採用しており、ここでもベートーヴェンらしいエネルギッシュで推進力に富む演奏を展開。チェリビダッケのことですから、各パートの扱いも入念で、スウェーデン放送響のクリアな響きを活かした見通し良く情報量の多い仕上がりが感銘深いものとなっています。イタリア語・英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付。(HMV)【収録情報】・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』[49:04] 13:53+16:08+06:10+12:53 録音時期:1970年3月22日 録音場所:ストックホルム・コンサートホール 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72b [14:40] 録音時期:1968年11月16日 録音場所:スタルフォルスコラン 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 [32:31] 09:29+11:12+06:10+05:40 録音時期:1970年9月20日 録音場所:ストックホルム・コンサートホール 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36 [33:45] 10:42+12:27+04:13+06:23 録音時期:1965年4月11日 録音場所:ストックホルム・コンサートホール 録音方式:モノラル(アナログ/ライヴ) スウェーデン放送交響楽団 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)Powered by HMV