待望のベートーヴェン協奏曲&ソナタ。『ワルトシュタイン』以来13年振り2枚目のベートーヴェン・アルバム。日本とドイツの血をひくドイツ人ピアニスト、アリス=紗良・オットは激しい情熱と瞑想的な静謐を自由に操り、聴衆を虜にする現代的なアーティストのひとり。『エコーズ・オヴ・ライフ』での映像を取り入れたインスタレーション公演は、コアなクラシック・ファンからライトな若者まで幅広い支持を集めています。 ベートーヴェンはドイツ人の彼女にとって重要なレパートリーのひとつで、長らく弾き込んできたピアノ協奏曲第1番を遂に録音しました。カップリングには『月光ソナタ』を収録し、さらにバガテルなどの小品も収録。『エリーゼのために』は『ワルトシュタイン』アルバムに日本盤のみのボーナス・トラックとして収録されていましたので、再録音となりました。 共演のカリーナ・カネラキスは1982年ニューヨーク生まれの女性指揮者、ヴァイオリニスト。カーティス音楽院を経てカラヤン・アカデミーでヴァイオリンを学んでいた際に、サイモン・ラトルにより指揮の才能を見出され、その後、ジュリアード音楽院で指揮を学びました。2019年より、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ベルリン放送交響楽団首席客演指揮者。2020年よりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者を務めています。(輸入元情報)【収録情報】ベートーヴェン:1. ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.152. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』3. バガテル イ短調 WoO 59『エリーゼのために』4. 11のバガテル Op.119〜第1番:Allegretto5. バガテル ハ長調 WoO 54『喜びと悲しみ』6. アレグレット ロ短調 WoO 61 アリス=紗良・オット(ピアノ) オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(1) カリーナ・カネラキス(指揮:1) 録音時期:2022年10月(1)、2023年2月26日〜3月1日(2-6) 録音場所:オランダ、ヒルフェルスム、放送音楽センター(1)、ベルリン、シーメンスヴィラ(2-6) 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV