メンデルスゾーン:交響曲第2番『賛歌』アントネッロ・マナコルダ&カンマーアカデミー・ポツダム2011〜15年録音の『シューベルト:交響曲全集』が絶賛を受けた、アントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムによる、ソニー・クラシカルへのプロジェクト『メンデルスゾーン:交響曲全集』の完結盤です。 メンデルスゾーンの交響曲第2番『賛歌』は、1840年6月のグーテンベルク聖書400年記念祭のために、ライプツィヒ市より委嘱を受け作曲された「交響曲的カンタータ」といえるものです。マナコルダはこれまでと同様、弦楽パートにはピリオド奏法を、金管楽器には古楽器を採用し、細かいところまで配慮して演奏を構築していきます。熟練したフレーズを作りあげ、様々な楽器の音を聴きながら、時間的な関係を失うことなく音楽は常に流れるように、そして感情の高まりには爆発的なエネルギーが発散されます。終曲のコーラスのフーガも圧巻。しかしながら、フォルティッシモでのうねりは実にロマンティックです。 指揮のアントネッロ・マナコルダは、トリノ生まれで、ヘルマン・クレバースやフランコ・グッリにヴァイオリンを学び、クラウディオ・アバドとともにマーラー・チェンバー・オーケストラを創設、そのコンサートマスターを8年務めました。名教師ヨルマ・パヌラのもとで指揮を学び、現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ている指揮者です。2011年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任しています。(輸入元情報)【収録情報】● メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 Op.52『賛歌』 マリア・ベングトソン(ソプラノ) ヨハンナ・ヴィンケル(ソプラノ) パヴォル・ブレスリク(テノール) NDR合唱団 カンマーアカデミー・ポツダム アントネッロ・マナコルダ(指揮) 録音時期:2017年8月30日〜9月1日 録音場所:ポツダム、ニコライザール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV