石川 静の名盤、ミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲全集がセットになって待望の復活!長らく入手困難が続いていた石川 静の名盤、ミスリヴェチェクのヴァイオリン協奏曲全集がセットになって待望の復活です。 ミスリヴェチェクは1763年にプラハからイタリアに渡りジョヴァンニ・ペシェッティに作曲を師事。その後最初のオペラ『メデア』で大成功し、トリノ、ローマ、ヴェネツィア、ボローニャ、ミラノ、フィレンツェなどイタリア各地の大劇場からも作曲の依頼を受け、イタリアにおいて重要な地位を築きました。 1760年代後半にはパドヴァで『悪魔のトリル』で有名なタルティーニの音楽に触れ、おそらくその影響からヴァイオリン協奏曲を次々と作曲しています。また若きモーツァルトと親交も深かったとのこと。作風はタルティーニの影響が見られ、ヴァイオリン独奏の美しい旋律とオーケストラの掛け合いが実に魅力的。古典派の形式のなかにも豊かな旋律を生み出したミスリヴェチェクらしい特徴が凝縮されており、石川 静が実に雄弁に奏でています!(輸入元情報)【収録情報】ミスリヴェチェク:ヴァイオリン協奏曲全集Disc1● ヴァイオリン協奏曲ハ長調(I. アレグロ・コン・スピリート/II. ラルゴ/III. アレグロ)● ヴァイオリン協奏曲ホ長調(I. アレグロ/II. アダージョ/III. プレスト)● ヴァイオリン協奏曲ヘ長調(I. アレグロ/II. アンダンテ・カンタービレ/III. アレグロ・ヴィヴァーチェ)● ヴァイオリン協奏曲イ長調(I. モデラート。アレグロ/II. アダージョ/III. アレグロ)● ヴァイオリン協奏曲イ長調(I. モデラート。アレグロ/II. アダージョ/III. アレグロ)Disc2● ヴァイオリン協奏曲ニ長調(I. アレグロ・アッサイ/II. ラルゲット/III. アレグロ)● ヴァイオリン協奏曲変ロ長調(I. アレグロ/II. アダージョ/III. アレグロ)● ヴァイオリン協奏曲ト長調『田園』(I. アレグロ/II. アダージョ/III. テンポ・ディ・メヌエット)● ヴァイオリン協奏曲ニ長調(I. アレグロ・モデラート/II. アダージョ・グラーヴェ/III. プレスト) 石川 静(ヴァイオリン) ドヴォルザーク室内管弦楽団 リボル・ペシェク(指揮) 録音時期:1983年9月8-10日(1,2,3,5)、1986年3月1-8日(4,6,7,8) 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV