『ターリヒ・エディションVol.16』ターリヒのセレナード集指揮者になる以前、1903年にベルリン・フィルのコンマスに就任して、ヴァイオリニストとして嘱望されていたターリヒ。かれにとって室内楽というジャンルは生涯で、とくにキャリアの初期と後期ではとても重要なものでした。わすれてならないのが2シーズンたらずと短命に終わったものの、自ら創設したチェコ室内管弦楽団(1946-48)に没頭した一時期のこと。ふたつのセレナードをはじめ、ここに聴く作品の数々はそこでの経験を感じさせるような美しく繊細な表現が活きています。ベンダとチャイコフスキーが初CD化。(キングインターナショナル)・J.A.ベンダ:シンフォニア変ロ長調・ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 Op.22・スーク:弦楽セレナード 変ホ長調 Op.6・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(管弦楽版)・チャイコフスキー:無言歌 ヘ長調 Op.2-3(管弦楽版) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 プラハ・ソロイスツ管弦楽団 スロヴァキア・フィルハーモニー室内管弦楽団 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)Disc11 : 『ターリヒ・エディションVol.16』 ターリヒのセレナード集Powered by HMV