ドマルケット、バッハで登場フランスの名チェリスト、アンリ・ドマルケットがバッハを録音しました。ドマルケットはフランスを中心に活躍する名手で、LFJなどで来日も多い人気奏者。ミシェル・ルグランから協奏曲を献呈されるなど多彩な活動を経てきた今、バッハに取り組みました。 すべてを知り経験した者が見ることのできる景色が広がるような演奏。軽やかに舞う音色から、深き苦しみの底から絞り出されるような音色、表情、必然性と説得力に満ちた演奏です。こだわりの録音により、楽器そのものがそこにあるような実体感のあるサウンドも魅力です。 ドマルケットは1970年パリ生まれ。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、モーリス・ジャンドロンとフィリップ・ミュレルに師事。フルニエ、トルトゥリエ、シュタルケルの指導も受けています。デュメイ、ルセフ、ミゲル・ダ・シルヴァと弦楽四重奏団を結成。楽器は1725年製のストラディヴァリウス「le Vaslin」、弓は1820年製のペルソワの弓を使用。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲Disc1● 第1番ト長調 BWV.1007● 第2番ニ短調 BWV.1008● 第3番ハ長調 BWV.1009Disc2● 第4番変ホ長調 BWV.1010● 第5番ハ短調 BWV.1011● 第6番ニ長調 BWV.1012 アンリ・ドマルケット 私用楽器: チェロ/1725年製のストラディヴァリウス「le Vaslin」 弓/1820年製のペルソワ 録音時期:2022年10月、12月 録音場所:アルル、シャペル・ド・メジャン 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV