寺神戸 亮がバッハのソナタを再録音!経験を生かした熟練の技が光る、力強くも澄み切った高貴なる名解釈ボニッツォーニとの自然な掛合いにも注目バロック・ヴァイオリンの名手・寺神戸 亮が「Challenge Classics」レーベル初登場。1996年以来の再録音となるバッハのヴァイオリン・ソナタをリリースします! 今作は第1集として、第1〜3番を収録。ハーグ王立音楽院の同僚として知り合い、2019年に初共演したチェンバロ奏者ボニッツォーニとの共演。「私たちは共通の音楽言語を持ち、同じように音楽にアプローチすることが出来る」と寺神戸は語っており、楽器間の対位法的掛合いが鍵となるこのソナタはまさに2人にうってつけと言えましょう。 全6曲からなるバッハのヴァイオリン・ソナタは無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの作品と同じく、バッハが注意深く練り上げ組み上げた画期的な曲集です。これらを重要なレパートリーとして演奏してきた寺神戸(チェロ組曲はスパッラでの録音があります)、時間をかけてバッハと対峙し深めてきた熟練の解釈がここに結実しています。それは音楽に敬意を払い謙虚な姿勢で臨んだもので、奇抜さのまったくない高貴な演奏。力強くも澄み切ったあたたかな音色で、「バッハは私たちの人生の喜び」と語る寺神戸の心境がまっすぐに伝わってくる内容となっています。 ファビオ・ボニッツォーニはコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し活躍中。同レーベルからはバッハのチェンバロ協奏曲をリリースしています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集● 第1番ロ短調 BWV.1014● 第2番イ長調 BWV.1015● 第3番ホ長調 BWV.1016 寺神戸 亮(ヴァイオリン/Andrea Guarneri 1665 Cremona) ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ/Willem Kroesbergen, Utrecht, after Couchet) 録音時期:2020年10月12-14日 録音場所:イタリア、ノマーリオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV