ベルリオーズ演奏の権威ジョン・ネルソンによる、これまでにない鮮やかで焼け付くような激しさを表現した演奏ベルリオーズ演奏の権威ジョン・ネルソンは、「Erato」に『トロイアの人々』『ファウストの劫罰』『ベンヴェヌート・チェッリーニ』『レクィエム』『テ・デウム』『イタリアのハロルド」などの大曲を録音し、どれもがベルリオーズ録音として最高の演奏を繰り広げています。 このアルバムでは、『ロメオとジュリエット』『クレオパトラの死』が選ばれており、これまで同様に世界的メゾの女王ジョイス・ディドナートが、見事な低音域から大胆に投影された高音まで、彼女の並外れた声の能力が展開され、至高の悲劇的作品を情熱的な激しさと繊細さで表わしています。 ジョン・ネルソンはこの作品について「一言で言えば独創性!・・・彼は、オーケストレーション、構造、ハーモニー、言葉、ストーリー性など全てを、既存の伝統をすべて打ち破りました。彼の音楽は新鮮で、言葉では言い表せないほどの美しさで私たちを驚かせてくれます」と語っているように、この演奏でも、独奏者とストラスブール・フィルベルリオーズが意図した通りの色彩を蘇らせるだけでなく、様々な部分に気を配り最高のダイナミクスと機敏さによりこれまでに無かった別の面を見いだした21世紀としての解釈を行っています。 この録音中に行われたコンサートでは「増強されたストラスブール・フィルに最大の熱意と感性を最大に発揮させるジョン・ネルソンの統括能力」「これまでにない鮮やかで焼け付くような激しさに遭遇」と絶賛されました。 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・歌詞訳、帯付き。日本語解説書には、八木宏之氏による書き下ろし解説を掲載。(輸入元情報)【収録情報】ベルリオーズ:1. 劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.172. 抒情的情景『クレオパトラの死』 ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ) シリル・デュボワ(テノール:1) クリストファー・モルトマン(バリトン:1) グルベンキアン財団合唱団(1) ライン国立歌劇場合唱団(1) ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団 ジョン・ネルソン(指揮) 録音時期:2022年6月3-9日 録音場所:ストラスブール、サル・エラスムス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・歌詞訳、帯付きPowered by HMV