エッシェンバッハが魅了された後期ロマン派、シュレーカーの壮大で繊細な音世界ドイツの指揮者クリストフ・エッシェンバッハが、オーストリアの作曲家フランツ・シュレーカーの華やかなロマン派音楽を指揮したアルバムです。エッシェンバッハは「マーラーの交響曲作りの書法を丸ごと新しいレベルに引き上げた」とシュレーカーを絶賛しています。管弦楽の名作とあまり知られていない歌曲集を収録。 シュレーカーは1912年に楽劇『はるかな響き』が初演されてから、ナチスが彼の作品を抑圧するまで、彼の世代で極めて有能なオペラ作曲家でした。ここではシュレーカーの傑作の中からエッシェンバッハが「崇高な交響詩」と表現した荘厳な『夜曲』(楽劇『はるかなる響き』より)、優れた室内交響曲、チェン・レイスとマティアス・ゲルネが歌うシュレーカーの魅惑的なオーケストラ歌曲を聴くことができます。 ブックレットにはエッシェンバッハとのインタビューに基づくMario-Felix Vogtによるライナーノーツ(英語・ドイツ語)が掲載されています。 CD2枚組。デジパック仕様。(輸入元情報)【収録情報】Disc1シュレーカー:1. 夜曲(楽劇『はるかなる響き』より)2. ゆるやかなワルツ3. 室内交響曲4. 2つの抒情歌Disc25. 5つの歌6. 小組曲 第1曲:Praludium 第2曲:Marcia 第3曲:Canon 第4曲:Fughette 第5曲:Intermezzo 第6曲:Capriccio7. ロマンティック組曲 Op.14 第1曲:Idylle 第2曲:Scherzo 第3曲:Intermezzo 第4曲:Tanz チェン・レイス(ソプラノ:4) マティアス・ゲルネ(バリトン:5) ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) 録音時期:2022年5月31日(1)、6月1日(4)、2021年3月10-14日(2,3,5)、5月21-27日(6,7) 録音場所:ベルリン、コンツェルトハウス 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV