「両想いって、こんなに嬉しいんだね」幾度の困難を乗り越え、晴れて瑞葉と結ばれた俺、桐生慧輝。やったぜ! と喜んだのもつかの間、突然、父さんと母さんが帰ってきた!? いつでも自由だった家でのイチャイチャがお預けになってしまう……。けれど、二人はどうして急に帰ってきたんだ? そんな家での出来事や唯花ちゃん、真緒とのいざこざもありつつ、ついに三月、卒業式の日がやってきた。俺が紗雪先輩に連れられて向かったのは書道部の部室だったーー。「ありがとう、慧輝君。--私、とっても嬉しいわ」新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、いままでありがとうね! これでフィナーレの第14弾!