バッハ作品を室内協奏曲の形にアレンジすっきりした編成から沸き起こる新鮮な躍動感テレマンから引き継いだ合奏団「コレギウム・ムジクム」を率いてカフェ・ツィンマーマンで毎週コンサートを開催していたライプツィヒ時代のバッハ。いくつもの器楽曲を用意する必要があり、またカフェでは複数台のチェンバロを使うことができたため、過去の自作協奏曲をチェンバロ協奏曲に編曲しています。その中には編曲前の譜面が失われている曲があり、今ではオリジナルの形を復元した版による演奏も広く行われています。 リコーダー奏者のミヒャエル・フォルムは、自らの楽器を活躍させつつ、ソロと伴奏の区別のない「室内協奏曲」の形でチェンバロ協奏曲から独自の復元版を作り演奏しています。さらにオルガン作品やカンタータ、ブランデンブルク2番なども同様に編曲して収録。バッハの音楽が新鮮なサウンドに生まれ変わっています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● 6声の室内協奏曲ニ短調 BWV.1063R(原曲:3台のチェンバロのための協奏曲)〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、通奏低音● 協奏曲変ロ長調 BWV.525&1032による(原曲:オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ、フルート・ソナタ)〜リコーダー、オーボエ、ファゴット● 室内協奏曲ニ長調 BWV.1064R(原曲:3台のチェンバロのための協奏曲)〜3つのヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴット● 5声の室内協奏曲ト長調 BWV.592&592a による(原曲:エルンスト公の作品を編曲したオルガン協奏曲)〜リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴット、通奏低音● パッサカリア BWV.78による(カンタータ『イエスよ、汝わが魂を』)〜リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音● 6声の協奏曲 BWV.1059R(原曲:チェンバロ協奏曲)〜リコーダー、3つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音● 5声の室内協奏曲ヘ長調 BWV.1047R(原曲:ブランデンブルク協奏曲第2番)〜リコーダー、オーボエ、ホルン、ヴァイオリン、通奏低音 ミヒャエル・フォルム(リコーダー、指揮) オゥ・ピエ・ドゥ・ロワ 録音時期:2022年7月11-14日 録音場所:スイス、聖パンタレオン教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV