メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 Vol.2英グラモフォン誌で「最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ」と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団のメンデルスゾーン弦楽四重奏曲集第2巻。オーストラリアの「ライムライト・マガジン」で2019年の年間最優秀賞(室内楽)にノミネートされるなど好評を博した第1巻同様、初期の四重奏曲(第2番)と、その10数年後に作曲された四重奏曲(第3番、第4番)を並べて演奏しています。 18歳のメンデルスゾーンによって1827年に作曲された第2番は、このジャンルに多大な貢献をしたベートーヴェン(ベートーヴェンはこの年の3月に死去)の影響が認められる作品ですが、単なる模倣ではなく、そこにはメンデルスゾーン自身の個性的な声がはっきりと現れています。その後の2つの四重奏曲には、作曲家としての地位を確立したメンデルスゾーンのさらなる独自性が反映されており、このジャンルの発展における明確なマイルストーンとなっています。 メンバーは、ルイス・エミリオ・ロドリゲス・キャリントン製作のクラシカル・ボウのセットを用いて演奏を行っています。(輸入元情報)【収録情報】メンデルスゾーン:● 弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1● 弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2 ドーリック弦楽四重奏団 アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン) イン・シュエ(第2ヴァイオリン) エレヌ・クレモン(ヴィオラ) ジョン・マイヤーズコフ(チェロ) 録音時期:2020年9月、12月 録音場所:イギリス、サフォーク、ポットン・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV