マーティン・クレット&アルミーダ四重奏団によるピアノ五重奏曲集クラシックのみならずジャズやタンゴでも洗練された演奏を聴かせる気鋭のピアニスト、マーティン・クレットと、ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝をはじめ輝かしい受賞歴を持つアルミーダ四重奏団による、フランク・マルタン[1890-1974]とセザール・フランク[1822-1890]のピアノ五重奏曲。 クレットの意見では、ピアノ五重奏曲は「室内楽における完璧な編成」であり、どちらもそれ自体が完璧なユニットである「ピアノ」と「弦楽四重奏」、それぞれが持つ幅広い音域と音色を組み合わせることで、室内楽の親密な音からオーケストラのような密度の高い音の塊まで、あらゆるサウンドを表現することができると説明しています。 スイス人作曲家フランク・マルタンは、初期作品であるピアノ五重奏曲において「古典的な伝統」とセザール・フランクの遺産の痕跡を残しながら、音楽的な進化を追求しました。マルタンは「私をクラシック音楽から脱却させることができた最初の音楽家」として、フランクを重要な師と見なしていたのです。(輸入元情報)【収録情報】● マルタン:ピアノ五重奏曲ニ短調(1919)● フランク:ピアノ五重奏曲へ短調(1879) マーティン・クレット(ピアノ) アルミーダ四重奏団 録音時期:2022年2月 録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ2 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV