バッハの謎の作品をゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの神業で!フライブルク・バロック・オーケストラのリーダーとしても活躍するバロック・ヴァイオリン奏者ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ。これまでバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ、ヴァイオリン協奏曲集をリリースして高い評価を受けてきましたが、今回は通奏低音付きのソナタ集に挑戦。 と言っても有名なBWV.1014〜9の6篇ではなく、ほとんど顧みられない3つのソナタとフーガをとりあげているのが大歓迎。また長らくバッハ作とされながら現在はテレマン作と認定されたイ長調(BWV.Anh153)と作者不詳の1720年代のハ短調のソナタを収録。さらにヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調の第3楽章として書いたガヴォットも聴けるのも存外の慶びと申せましょう。 バッハの受容と研究のうえでなおざりにできぬ作品をゴルツの演奏で堪能できるのはぜいたくな限り。チェロのアンネカトリン・ベラーとチェンバロのトルステン・ヨハンが絶妙なアンサンブルを創り出しています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集● ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV.1021● ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023● ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 BWV.1024● フーガ ト短調 BWV.1026● ガヴォット BWV.1019a● ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 BWV.Anh.153● ヴァイオリン・ソナタ ハ短調(作者不詳) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン) アンネカトリン・ベラー(チェロ) トルステン・ヨハン(チェンバロ) 録音時期:2021年5月 録音場所:フライブルク・アンサンブルハウス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV