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演奏活動も大詰めの東京クヮルテット輝かしい軌跡の「原点」をふりかえる創立メンバーによる1971年リサイタル・ライヴ録音!2013年7月をもって、44年にわたる活動に幕を閉じようとしている東京クヮルテット。この記念すべきラスト・イヤーに、1971年のシュヴェツィンゲン・フェスティヴァルで行われたリサイタルのライヴ録音がリリースされる運びとなりました。 現在では世界トップクラスの団体として知られる東京クヮルテットも、当時は創立からわずか二年という新進気鋭の若手団体。1970年のミュンヘン国際コンクールで優勝を飾り、一気に注目度を高めていった頃の録音で、「東京クヮルテット」の名を世界に押し上げた懐かしき創立メンバー4人による若きエネルギーに満ちた熱演が収められています。ベルクでは複雑な音楽の構造をクリアに捉えた冴えわたるアンサンブルを見せている一方、バルトークでは艶やかでエネルギッシュな演奏を披露! 第1楽章のヴァイオリンのピッチカートがハープを思わせることから「ハープ」の名でも知られるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番でも、若者ならではの瑞々しい音色と活気あふれる表現で魅せてくれます。この翌年にはハイドンの弦楽四重奏曲全集の録音を開始し、さらにその後もバルトーク、ベートーヴェンの全集を次々とリリースするなど、名実ともにトップへと駆け上がっていく当団の勢いが垣間見える熱演に圧倒されます。 これまで幾度かのメンバー交代を経験しながらも、常に世界的弦楽四重奏団の一つとして第一線で活躍を続けてきた東京クヮルテット。現メンバーでの活動も終幕を迎えつつある今だからこそ、その「原点」をふりかえる・・・感懐に充実した気分で聴き入る1枚です。(キングインターナショナル)【収録情報】・ベルク:弦楽四重奏曲 op.3・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 op.74『ハープ』・バルトーク:弦楽四重奏曲第1番 op.7 東京クヮルテット  原田幸一郎(第1ヴァイオリン)  名倉淑子(第2ヴァイオリン)  磯村和英(ヴィオラ)  原田禎夫(チェロ) 録音時期:1971年5月11日 録音場所:シュヴェツィンゲン城 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)Powered by HMV最高の音で楽しむために!
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