サラサーテ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集第1集すすり泣くようなヴァイオリンが印象的な『ツィゴイネルワイゼン』で知られるサラサーテ(1844-1908)。しかし、彼の他の作品は想像以上に知られていないのが実情です。サラサーテは、1844年にスペインのパンプローナで生まれました。父は連隊の楽団指導者で、幼いパブロにヴァイオリンを教えましたが、才能に溢れた息子はすぐに父を追い越し、もっと技術を磨くためにマドリッドに移ります。彼の早熟な才能は時のスペイン女王イザベラ2世に認められ、支援を受けてパリ音楽院に留学し、それ以降は優れたヴァイオリニストとして活躍することになります。彼の作品のほとんどは、ヴァイオリンと管弦楽のために書かれ、スペインの民族音楽や舞曲を取り入れた華やかなものとなっています。(ナクソス)【収録情報】サラサーテ:・ツィゴイネルワイゼン Op.20・スペイン風アリア Op.18(ヴァイオリンと管弦楽編)・ミラマール=ソルツィーコ Op.42(ヴァイオリンと管弦楽編)・ペテネラス Op.35(ヴァイオリンと管弦楽編)・ノクターン・セレナード Op.45・ビバ・セビーリャ Op.38(ヴァイオリンと管弦楽編)・『白衣の婦人』による幻想曲 Op.3 ヤン・ティエンワ(楊天堝)(ヴァイオリン) ナバーラ交響楽団 エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮) 録音時期:2008年9月1-5日 録音場所:スペイン、ナバーラ 録音方式:デジタル(セッション)Powered by HMV