ドイツ・カンマーフィルのメンバーを中心としたフランツ・アンサンブルによるスウェーデンの偉大な作曲家ベルワルドの室内楽作品集19世紀スウェーデンの作曲家フランツ・アドルフ・ベルワルド。生前の評価は芳しいものではありませんでしたが、20世紀に入って演奏・録音される機会も多くなり再評価著しい作曲家。ストックホルムの音楽一家に生まれ、作曲家を志しベルリン、ウィーン、パリに留学。しかし金銭的な理由から整形外科の診療所やガラス器工場の経営をするなど、作曲家として不遇な時期を過ごします。晩年はスウェーデンに帰国し作曲活動に専念、ストックホルム音楽院の教授の職を得るも、体調を崩し翌年に死去。ベルワルドの作品は初期ロマン派に属し、素朴な情景描写と北欧風の遊び心のある軽やかな作風です。 演奏するフランツ・アンサンブルは、ドイツ・カンマーフィルのメンバー、クラリネット奏者マクシミリアン・クローム、首席ファゴット奏者の小山莉絵、コンサートマスターのサラ・クリスティアン、首席チェロ奏者のトリスタン・コルヌ、コントラバス奏者のユリアーネ・ブルックマンを中心とし、ドイツのブレーメンを拠点に欧州各地でソロに室内楽にと活躍中のヴィオラ奏者の原 裕子、室内楽での活動が多いドイツのピアニスト、キヴェリ・デルケンの若手実力派が集まっています。(輸入元情報)【収録情報】ベルワルド:1. 大七重奏曲 変ロ長調(クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)2. 四重奏曲 変ホ長調 op.1(ピアノ、クラリネット、ホルン、ファゴット)3. セレナード ヘ長調(クラリネット、ホルン、ヴィオラ、チェロ、テノール、コントラバス) フランツ・アンサンブル マクシミリアン・クローム(クラリネット) 小山莉絵(ファゴット) パスカル・デューバー(ホルン) サラ・クリスティアン(ヴァイオリン) 原 裕子(ヴィオラ) トリスタン・コルヌ(チェロ) ユリアーネ・ブルックマン(コントラバス) キヴェリ・デルケン(ピアノ) パトリック・フォーゲル(テノール:3) 録音時期:2020年2月6日、6月11日、7月12,13日 録音場所:マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 輸入盤・日本語帯付Powered by HMV