1963年に刊行された、初心者の和声学習のための『たのしいこどものけんばんわせい』がリニューアルしてついに登場。本書の最大の特長は、専門用語を使わずとも、ピアノに触れながら楽しみつつ和声の感覚を学べることである。穴あき楽譜に自分で考えた和音を入れる事で、年齢の低い学習者でも体感的に和声を学ぶことが出来る。これらの和声感覚は、ソルフェージュやいわゆる「耳コピ」でも大事になるため、幼少期から身につけることには大きなメリットがある。新版では上下巻に分け、子供でも持ち運びやすく、一冊終えるごとにより達成感を感じられる。収録楽曲・内容は変更せず、現代の読者向けにレイアウトと文を見やすいように整えた。上巻では和声の基本から移調までを、ピアノを使って学習することができる。1.3しゅるいのわおん(しゅわおん、ぞくわおん、かぞくわおん)2.わおんをつけて3.ひわせいおん(1)4.1しょうせつを2つのわおんにわけて5.シファソのわおん(ぞく7わおん)(1)6.リズムをつけて7.ぶんさんわおん8.おとをしょうりゃくしたわおん9.2つのメロディーのくみあわせ10. わおんのひびき11. おんかいを2せいで12. カデンツ(2)13. わおんをつけて(ト長調、[ト短調])14. そっきょうえんそう15. ぞく7わおん(2)16. ひわせいおん(2)17. カデンツ(2)18. わおんをつけて(ヘ長調[ヘ短調])19. わおんとおんかいのいちょう20. わおんをつけて(ハ長調[ハ短調])