井口監督が目指す常勝チームの姿とは!?現役時代、大リーガーとしてワールドシリーズ制覇に貢献した千葉ロッテマリーンズ井口監督の改革と手腕に迫る。ロッテは日本代表メンバーが選手にいないにも関わらず、2020年シーズン、2位を獲得した。コロナ禍にも見舞われ、若手主体の戦いを余儀なくされた裏で、いったい井口監督は何を実行していたのか? 監督就任以来実行してきたコーチングスタッフの引き抜き、球場施設の整備・変更、練習内容の充実、選手の体調管理、フロントへの提言、ドラフトへの要望、若手の育成指導、ミーティングの進め方、試合分析などを完全網羅する。 第一章 監督1、監督就任のいきさつ2、監督の条件3、監督の役割4、マリーンズの意識改革第二章 コーチ人事1、二軍改革の必要性/今岡真訪コーチ2、内野守備の強化/鳥越裕介コーチ3、投手陣のやりくり/吉井理人コーチ第三章 選手起用1、選手の起用方針2、チームの再編成/鈴木大地3、新キャプテン/中村奨吾4、レギュラー争奪戦5、移籍選手&ベテラン選手に求められるもの6、監督として目指す理想の野球7、チーム作りの理想と現実第四章 育成1、我慢/安田尚憲2、覚醒/藤原恭大3、成長/佐藤都志也4、可能性/和田康士朗5、未来/佐々木朗希