「さっさと殺してくださいませんか?」断罪されるのは、これで五回目。繰り返される人生に疲れ果てたシャルロッテはパーティー会場の中央で大の字になった。そこに突然、事態を面白がった大陸一の魔術師・ヴィムが現れて、使役する悪魔とともに窮地を救ってくれる。「あなたを俺のものにしようかと」助けたお礼に求められたのは「シャルロッテを口説く権利」!?迫ってくる彼に戸惑うも、いずれは飽きるだろうとシャルロッテは思っていた。本当は面白みのない、ただの令嬢であるとわかってしまえば、きっと──。けれど、彼からの溺愛求愛は止まらなくて……!?