『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀』(アメリカ映画 / 監督 トム・サヴィーニ / 音楽 ポール・マックローグ / 出演 トニー・トッド、パトリシア・トールマン)
トム・サヴィーニ監督、ジョン・A・ルッソ、ジョージ・A・ロメロ脚本による1968年のカルト・ホラーの傑作のリメイク版で、ポール・マックローグが音楽を手掛けた。Tony Todd, Patricia Tallman, Tom Towles, McKee Anderson, William Butler, Katie Finneran, Bill Moseley, Heather Mazur, David W. Butler出演。
1985年の『DAY OF THE DEAD』の成功後、ジョージ・A・ロメロは1968年のオリジナル作品のリメイクのための資金を確保し、トム・サヴィーニに監督を打診した。1978年の『DAWN OF THE DEAD』、そして『DAY OF THE DEAD』でサヴィーニがメイクアップアーティスト、特殊効果の魔術師として素晴らしい才能を発揮して以来、2人はクリエイティブな関係を築いていた。リメイク版の脚本はオリジナル作品に近いものだったが、『ALIEN/エイリアン』のシガニー・ウィーバーを見て、サヴィーニはバーバラのキャラクターをより積極的にアップデートすることに興味を持った。
1990年に公開された『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀』は、ジョニー(モーズリー)とバーバラ(トールマン)が人里離れた墓地にある母親の墓を訪れているところから始まる。バーバラは近くで男がすすり泣きながら「ごめんなさい」とつぶやいているのを見て、どこからともなくゾンビに襲われる。ジョニーが彼女をかばいに来るが、殺されてしまう。ジョニーの車に戻ったバーバラは、再びゾンビに襲われる。バーバラは助けを求めて近くの農家に駆け込む。彼女はベン(トッド)と合流し、ゾンビはいたるところにいると告げる。バールで武装したベンとバーバラは、ドアと窓をバリケードで塞ぎ、家の中のゾンビを一掃し始める。家の中を進むうちに、彼らは自分たちだけではないことに気づく。他の人々もそこに向かっているのだ。ベンとバーバラたちは、家の外で待機することに決めるが......果たしていつまで持ちこたえられるのか?
サヴィーニ監督版『NIGHT OF THE LIVING DEAD』の音楽は、1973年の映画『THE CRAZIES』の脚本家としてジョージ・A・ロメロとも交流のあったポール・マックローグが担当した。オリジナルの『NIGHT OF THE LIVING DEAD』は、ハイキューの音楽ライブラリーで入手できるさまざまな音源から、ゴシック、ネオ50年代、SFの雰囲気を誇る既存の音楽を寄せ集めたものだった。一方、マックローグのスコアは、前作と同じミニマリズムの特徴を受け継ぎながらも、当時のシンセサイザー技術を駆使して作曲・制作された。
Dragon's Domain Recordsは、2002年にNumonorean Musicからコンパクト・ディスクで限定リリースされ、非常に希少だった『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を再び市場に送り出すことに興奮している。音楽はDigital OutlandのJames Nelsonによって新たにマスタリングされ、ブックレットには著者であり作曲家でもあるBrian Satterwhiteによるライナーノーツが掲載されている。
発売・販売元 提供資料 (2024/10/17)