ドゥランテ:チェンバロのための作品集音楽家でもあると同時に高名な教師でもあり、数多くの優れた宗教音楽を生み出し、「ドゥランティスティ(durantisti)」と呼ばれる自身の流派を打ち立てたとも伝わるフランチェスコ・ドゥランテ。 ここでは、ヨンメッリ、パイジェッロ、ペルゴレージ、ピッチンニ、ヴィンチといった後の大作曲家たちを指導した名教師であり宗教音楽家としてのドゥランテの姿ではなく、器楽作品の作曲家としての姿にスポットライトをあてています。ナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院の図書館に所蔵されている筆写譜を用いた『トッカータ集』、リスボンのポルトガル国立図書館に所蔵されている貴重な楽譜を使用したチェンバロのためのソナタ『四季』など、知られざるドゥランテの魅力と功績に接することが出来るアルバムです。(輸入元情報)【収録情報】ドゥランテ:● チェンバロ独奏のためのトッカータ集● チェンバロのためのソナタ『四季』(1747年以降)● チェンバロのためのソナタ(1746年以降) マリア・ルイーザ・バルダッサーリ(チェンバロ) 録音時期:2021年7月12-15日 録音場所:ラヴェンナ、ファエンツァ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV