20世紀ポーランドの女流作曲家の開祖バツェヴィチのヴァイオリン協奏曲集Vol.2ルトスワフスキから「20世紀のポーランドを代表する作曲家であり、音楽史上最高の女流作曲家の1人」という最大級の賛辞を送られたポーランドの女流作曲家、グラジナ・バツェヴィチのヴァイオリン協奏曲集第2巻が登場。シマノフスキのネオ・ロマンティシズムとルトスワフスキのモダニズムの間にあったギャップを埋め、共産圏時代のポーランドにおける女流作曲家の活路を開いたバツェヴィチの音楽は、近年急速に注目を集めています。 ソリストのヨアンナ・クルコヴィチは、フランス・ディアパゾン賞、ドイツ・シャルプラッテン賞、ポーランド・フレデリック賞など、欧州各国の数々の音楽賞に輝いた第1集(CHAN10533)を成功に導いた立役者。 クルコヴィチと1699年製ピエトロ・ジョヴァンニ・グァルネリ(ペトリス・グァルネリウス)のヴァイオリンが、祖国ポーランドの偉才バツェヴィチの「ヴァイオリン協奏曲」を20世紀ポーランドの傑作として、歴史の表舞台に引き上げます。(東京エムプラス)【収録情報】バツェヴィチ:・ヴァイオリン協奏曲第4番・ヴァイオリン協奏曲第5番・ヴァイオリン協奏曲第2番 ヨアンナ・クルコヴィチ(ヴァイオリン) ポーランド放送交響楽団 ウカシュ・ボロヴィツ(指揮) 録音時期:2010年11月8-10日、2011年2月7-9日、2011年3月31日ー4月2日 録音場所:ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・ホール 録音方式:デジタルPowered by HMV