クレルヴォも収録!ヴァンスカ2度目のシベリウス交響曲全曲録音がセットになって登場!SACDハイブリッド盤。かつてラハティ交響楽団と記念碑的なシベリウスの交響曲全集(1995〜97年録音)を完成させたヴァンスカ。その後2011年より手兵ミネソタ管弦楽団を率いて2度目の全曲録音を開始しました。同オーケストラとはベートーヴェンの交響曲全集の名演でも知られます。 シベリウスの2度目の録音完成には苦難が伴いました。第1弾のリリースとなった第2番&第5番(2011年録音)が好評を博し、続く第1番&第4番(2012年録音)が順調にリリースされましたが、その後ミネソタ管弦楽団の理事会と楽団員たちの労使紛争が紛糾し決裂状態となり、さらには2013年10月にヴァンスカが一時辞任したため、予定されていた第3弾の録音の実現が難しい状態となり中断してしまいました。しかし、多くの要望とヴァンスカの全曲録音への思いから2015年5月、6月に第3番、第6番&第7番を録音する運びとなり、ついに完成に至りました。「フィンランドの風景を思い起こさせる」と評されるヴァンスカの再録は高く評価されました。ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。 さらに嬉しいことに、「フィンランドから北アメリカへの移民の始まった150周年を記念するコンサート」におけるライヴ(2016年2月録音)で披露された『クレルヴォ』も収録しております。当作品もヴァンスカの2度目の録音です。1度目は2000年に当時新築のシベリウスホールで録音したラハティ交響楽団との最初のアルバムでリリースされました。ヴァンスカ率いるミネソタ管弦楽団の代表録音がついにセットで登場です!(輸入元情報)■関連情報連載 許光俊の言いたい放題第282回『ヴァンスカの至宝、シベリウス交響曲全集』「... 木管楽器の繊細なソロ、弦楽器の最弱音等々、ああ、作曲家はこういうことを考えていたのかと目の覚めるような思いがする。...」【収録情報】シベリウス:交響曲全集、クレルヴォDisc1(74:10)1. 交響曲第1番ホ短調 Op.392. 交響曲第4番イ短調 Op.63Disc2(78:04)3. 交響曲第2番ニ長調 Op.434. 交響曲第5番変ホ長調 Op.82Disc3(82:00)5. 交響曲第3番ハ長調 Op.526. 交響曲第6番ニ短調 Op.1047. 交響曲第7番ハ長調 Op.105Disc4(79:29)8. クレルヴォ Op.7〜メゾ・ソプラノ、バリトン、男声合唱と管弦楽のための リッリ・パーシキヴィ(メゾ・ソプラノ:8) トンミ・ハカラ(バリトン:8) ヘルシンキ大学男声合唱団(YL)(8) ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ(指揮) 録音時期:2012年5月&6月(1,2)、2011年6月(3,4)、2015年5月&6月(5-7)、2016年2月4-6日(8) 録音場所:ミネアポリス、オーケストラ・ホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション:1-7、ライヴ:8) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUNDPowered by HMV