鈴木雅明がイェール大学宗教音楽研究所とブルーンスのカンタータとオルガン作品を録音!SACDハイブリッド盤。鈴木雅明がイェール大学宗教音楽研究所とブルーンスのカンタータとオルガン作品を録音。その第1集がリリースされます。 ニコラウス・ブルーンスは父からオルガンの手ほどきを受け、ブクステフーデにオルガンを学びました。リューベックでは叔父ペーターにヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバを師事。同地の聖マリア教会および師ブクステフーデの推薦でコペンハーゲンのオルガニストを務めました。またオルガン曲とカンタータ(教会コンチェルト)を作曲しており、ドイツ・バロックのオルガン音楽と教会カンタータの発展に貢献しました。32歳という若さで亡くなってしまいましたが、その才能はブクステフーデに迫るほどで、残された作品は傑作ばかりです。 イェール大学宗教音楽研究所は1928年、ニューヨークのユニオン神学校内に設置された宗教音楽学校を母体とし、1974年よりイェール大学の専門大学院としてスタートしました。宗教音楽、礼拝、芸術の研究などの実践を目的とし、演奏家、教会音楽、牧師としてのキャリアに向けた厳しいトレーニングを行っております。当録音メンバーも古楽の名手が揃っており、鈴木雅明の指揮とオルガン演奏とともに質の高い演奏をお楽しみいただけます。 使用オルガンは2007年に同チャペルに据え付けられたチャールズ・クリングバウム[1929-2020]製作の楽器です。(輸入元情報)【収録情報】ブルーンス:1. カンタータ『深き淵よりわれ汝を呼ぶ』〜バス、2つのヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト2. カンタータ『全地よ、主を歓喜せよ』〜テノール、2つのヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト3. 大前奏曲 ホ短調〜オルガンのための4. カンタータ『われは心を確かにし』〜バス、ヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト5. カンタータ『わが心、定まりて』〜2人のテノール、バス、ヴァイオリン、2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための教会コンチェルト6. コラール・ファンタジア『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』〜オルガンのための7. カンタータ『主は天に御座を堅く据え』〜バス、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラと通奏低音のための教会コンチェルト(ト長調に移調)8. カンタータ『聖なるキリストは甦りたまえり』〜2人のテノール、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのコラール・コンチェルト ポール・マックス・ティプトン(バス・バリトン:1,4,5,7) ジェームズ・テイラー(テノール:2、テノールII:5,8) ダン・コークウェル(テノールI:5,8) イェール大学宗教音楽研究所 ロバート・ミーリー(ヴァイオリンI) ダニエル・リー(ヴァイオリンII) ジェシカ・トロイ(ヴィオラI) カイル・ミラー(ヴィオラII) ジョシュア・ケラー(ヴィオラ・ダ・ガンバI) ガイル・アン・シュローダー(ヴィオラ・ダ・ガンバII) エズラ・セルツァー(チェロ) グラント・ヘレイド(テオルボ) レイチェル・ベグリー(ドゥルシアン) 鈴木雅明(オルガン、指揮) 録音時期:362016年5月1,2日(3,6)、2017年3月23-25日(1,2,4,5,7,8) 録音場所:ニューヘイブン、イェール大学、マーカンド・チャペル 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production) BIS ecopakPowered by HMV