発売日
2024年 12月 01日
- 特典情報
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ステラワース特典 共通特典CD「これが俺たちの「普通」でありたい」
半ドンで昼に退勤した土曜の夕方、あなたの部屋でまったり過ごしていたが、
あなたは勲が上の空で元気もないことに気づいていた。
それとなく理由を問うと、二人の交際が上司に露呈した上、ここぞとばかりに
『あなたが寿退職し妻として同行すること前提の海外赴任』を持ちかけられ、
勝手に話を進められかけたというのだ。
自分との交際は仕事を続けたいあなたの足を引っ張ってしまうのではと落ち込む勲に、
あなたは嬉しくなり──
2024/12/1
いつの時代でもきっと、特別な日。
昭和、平成、令和。
それぞれを生きる恋人たちのクリスマス。
【ストーリー】
──1984年。
都市銀行の窓口で働くあなたは、夏から付き合い始めた本店勤務の恋人・勲と順調に交際中。
毎週金曜の夜にかかってくるデートの待ち合わせ時間を決めるための連絡は、
自宅の黒電話近くで待つほどの楽しみとなっていた。
初めて一緒に過ごせるクリスマスイブは、銀行員にとっては年末の繁忙期。
おまけに急遽イブ当日に上司から呼び出しがかかってしまったという勲は、
それでも「必ず会いに行くから」とあなたに宣言して──
【トラックリスト】
1:金曜夜8時、電話の前で待ち合わせ
2:12月8日、土曜日
3:半ドンでも会えなくて
4:12月24日が終わる頃
5:12月25日、火曜日
【キャラクター】
・津坂 勲(つさか いさお):40歳
都市銀行営業部勤務。
真面目一徹で生きてきたと同時に、敷かれたレール以外を歩いたことがない。
35歳を過ぎた頃から独り者であることを「仕事はできても半人前」と弄られ続けてきた。
上司や親のすすめで何度か見合い経験はあるが、
勲の専業主婦前提を良しとしない先進的な考えを見合い相手に『甲斐性なし』と判断されすべて断られた。
1984年春に開催された大規模社内バーベキューであなたと出会い、
周囲の「嫁き遅れ」等の揶揄を笑い飛ばしてみせる姿にシンパシーを覚えた。
1984年夏に勲から交際を申し込み、今に至る。
週一回のデートのためにかける金曜夜の電話に、未だドキドキしてしまう。
・あなた:29歳
都市銀行窓口担当業務。
『嫁き遅れ』と周囲に揶揄されながらも、仕事が好きで続けてきた。
結婚願望はなくはないが、退職を避けられなさそうで夢を見られずにいる。
これまでの男性達とは違い、勲は仕事が好きと公言する自分を認めてくれたため嬉しく思っている。
しかも歳の差を感じずに自然に過ごせるため、この人とならずっと一緒にいたいと考えるようになった。
キャスト:茶介
制作:GOLD
企画・シナリオ:穂乃みのり
イラスト:わいあっと
(C)2024 GOLD