富士のすそののそば屋の技とセンスが凝縮そば店にもっとも求められるのはそばの品質だろう。しかしそば以外のメニューの品質、季節感、個性、バラエティーが確立できると、品書きに厚みが生まれ、お客の満足度、そして売り上げ向上につなげることができる。では、どのような品々を提供するか?本書では、千葉・船橋にあった「中山一茶庵」の時代から手打ちそば、そば料理ともに定評がある「蕎仙坊」(静岡・裾野)の齋藤親義氏が手がける品を掲載。基本のそば打ちのプロセスや自家製粉、つゆの詳細のほか、定番のそば、変わりそば、そば屋ならではの料理、鴨料理、甘味など140品を紹介する。