17世紀の女性作曲家ジャケ・ド・ラ・ゲールのドラマ感覚光るカンタータ集17世紀フランスを代表するクラヴサンの名手にして女性作曲家エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲール。フランス・バロックの作曲家ダカンが夫の甥で、彼のクラヴサン曲にも影響を及ぼしています。　ジャケ・ド・ラ・ゲールはクラヴサン曲のみならず、世俗・神聖両カンタータも多数残しています。そのなかから旧約聖書に登場するふたりの女性、勇気と美徳を体現したユディット、節度と尊厳を体現したセメレを描いた2篇をエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスが美しく再現。ジャケ・ド・ラ・ゲールの天性のドラマ的感覚が光ります。　器楽作品であるトリオ・ソナタ第4番は、半音階や大胆な和声などコレッリの影響を感じさせる新しい楽器法と、彼女ならではのフランス的な装飾技法の融合が興味深い作品。　アンサンブル・アマリリスのフレッシュな演奏で味わえます。アンサンブル・アマリリスは1994年結成の女性団体。（輸入元情報）【収録情報】ジャケ・ド・ラ・ゲール：● 聖書カンタータ『セメレ』● トリオ・ソナタ第4番ト短調● 聖書カンタータ『ユディット』● 組曲ト長調〜ヴァイオリンでも演奏可能なクラヴサン小品集　マイリス・ド・ヴィユトレイ（ソプラノ）　アンサンブル・アマリリス　エロイーズ・ガイヤール（指揮）　録音時期：2021年11月5-7日　録音場所：アントルーグ＝シュル＝ラ＝ソルグ、ラ・クロワ　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）Powered by HMV