アルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレ・シーンの最高峰シンガー、リリアナ・エレーロの新作。国境を超えて愛されるアルゼンチンの偉大なアーティストの名曲群に新たな生命を吹き込む!!リリアナ・エレーロ。昨今日本でも大きく注目を集めているアルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレ・シーンにおいて最も重要な歌手であることは間違いない。作風こそ変化したものの、1987年のデビュー作から現在まで一貫して古典フォルクローレを現代の感覚で再構築。迎えるアーティストもまさに旬の才人が参加していることもあり、彼女のアルバムが、いうなればシーンのひとつの指標となってきた。そんなリリアナの2011年新作「ESTE TIEMPO」が登場する。スタジオ作品としては2007年「IGUAL A MI CORAZON」以来、約3年振りである。今回彼女が新たなバンドとして選んだのはAriel Naón(Tres Bien Ensambleを中心に幅広く活躍するベーシスト), Mario Gusso(今のフォルクローレ・ジャズ・シーンに欠かせないパーカッショニスト), Martín Pantyrer(ノラ・サルモリア作品他数多くのアルバムに参加するサックス奏者)、Pedro Rossi(自らのトリオでも素晴らしい世界を披露してくれたギタリスト)の4人。いずれも上述したようにその才能を開花させキャリアの全盛期を迎えているモダン・フォルクローレのキーパーソン。そんな彼らと綴るのは現代アルゼンチン〜ウルグアイのPOPS〜JAZZ〜FOLKLOREにおける巨匠作曲家の名作。Luis Alberto Spinetta, Hugo Fattoruso, Guillermo Klein, Juan Falú, Lisandro Aristimuño, Carlos Aguirre, Jaime Roos, Ramón Ayala, Ruben Rada, Edú Lombardo, Diego Schissi, Fernando Cabrera・・・。いずれも国境を超えて愛される才人が描いた世界に、新たな生命を吹き込むリリアナ。大地を震わすような歌声が音の隅々にまで響きわたり、共鳴していく様は、彼女にしか作りえない圧巻の芸術だ。なかでもJuan Falú, Edú Lombardo, そしてRamón Ayala本人がゲスト参加し、噛み締めるようにじっくりと紡いでいく3曲は得もいわれぬ味わい深さだ。加えて、彼女の初期作を手掛けていたアルゼンチン・ロック界の巨人Fito Páez, アルゼンチン・ジャズの気鋭トランペッターRichard Nantのゲスト参加も効いている。(メーカー資料より)Disc11 : Tu Nombre Y El Mio (Lisandro Aristimuno)2 : Antiguo Barracon (Ramon Ayala)3 : Nueva (Hugo Fattoruso)4 : Bagualerita (Luis Alberto Spinetta)5 : Abc (Edu Lombardo)6 : Se Me Va La Voz (Guillermo Klein)7 : Fada (Juan Falu)8 : Dulzura Distante (Fernando Cabrera)9 : A Puro Fierro (Juan Falu)10 : Un Punto Solo En El Mundo (Diego Schissi)11 : Laurel (Juan Falu Y Jorge Marziali)12 : Tema Del Hombre Solo (Jaime Roos)13 : Austral (Ruben Rada)14 : Sueno De Arena (Carlos Aguirre)Powered by HMV