トリオ・ガスパール、ハイドン:ピアノ三重奏曲全集 第2弾!トリオ・ガスパールによるハイドンのピアノ三重奏曲全曲録音の第2弾。ハイドンはその輝かしいキャリアの中で40曲以上ものピアノ三重奏曲を作曲しています。またそれだけ多くの作品が残っているにもかかわらず、それらの作品は各々が独自の特徴を持っており、魅力を持っています。このアルバムでは、それらの作品の中から初期から後期に渡って作曲された作品をバランスよく収録しています。そのためトリオ・ガスパールがいかにその時代のハイドンの特徴を捉えているかを十二分に味わうことが出来る内容となっています。また、このシリーズの興味深いところは、ハイドンのピアノ三重奏曲から触発された作品を現代作曲家に依頼しており、このアルバムにはチェリストでもあるレオニード・ゴロコフ[1967-]の『ガスパールのために』が世界初録音されています。ハイドンの三重奏曲と、チェロ協奏曲から影響を受けたこの作品も是非お楽しみください。 トリオ・ガスパールは、2010年にドイツ、ギリシャ、イギリス出身のメンバーで設立され、その新鮮な解釈とアプローチで称賛されており、ヴィグモア・ホールやベルリンのフィルハーモニーといった世界の主要なコンサート・ホールで定期的に演奏を行っています。彼らはワイマールで行われたヨーゼフ・ヨアヒム室内楽コンクール、ウィーンでのハイドン国際室内楽コンクールなどで優勝しており、その演奏会では創設当時からハイドンの作品を積極的に取り上げています。(輸入元情報)【収録情報】ハイドン:● ピアノ三重奏曲第35番ハ長調 Op.71-1, Hob.XV:21(1795)● ピアノ三重奏曲第33番ト短調 Op.70-2, Hob.XV:19(1794)● ピアノ三重奏曲第7番ト長調 Hob.XV:41(c.1760)● ピアノ三重奏曲第21番変ロ長調 Op.40-3, Hob.XV:8(1784-85)● ピアノ三重奏曲第45番変ホ長調 Op.86-3, Hob.XV:29(1795)ゴロコフ:● ガスパールのために(2022) トリオ・ガスパール 録音時期:2022年7月28,29日 録音場所:イギリス、サフォーク、ポットン・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV