コダーイとジャズの作風を取り入れたマーチャーシュ・シェイベルハンガリー出身でコダーイに作曲を学び、後にイギリスに移住した作曲家マーチャーシュ・シェイベル。フランクフルトのホーホ音楽院のジャズ科の教授を務めていたこともあり、ジャズの要素も取り入れた作品を残しています。このアルバムでは彼のクラリネットのための室内楽作品とナンセンスソングを収録しています。 演奏するのは、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるドイツの中堅キリアン・へロルドと、ベルリン・フィル、ゲヴァントハウス管やアルディッティ・カルテットなど一流の演奏者らと共演を重ねている現代ものを得意とするソプラノ、サラ・マリア・ズンの二人。1905年に出版されたドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの「Gallows Songs」の詩からとられた3つのナンセンスソングなど。幅広い作風をもつシェイベルの音楽性を知ることのできるアルバムです。(輸入元情報)【収録情報】シェイベル:● クラリネットと弦楽四重奏によるディヴェルティメント● アンダンテ・パストラーレ● 3つのモルゲンシュテルンの歌● クラリネット、チェロ、ピアノのためのイントロダクションとアレグロ● ソプラノと管楽器のためのモア・ナンセンス● 管楽七重奏のためのセレナーデ キリアン・ヘロルド(クラリネット) サラ・マリア・ズン(ソプラノ) アンサンブル 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV