トリオ・ワンダラーのチャイコフスキーが待望リリース1987年結成のトリオ・ワンダラー。円熟著しいベテラン・ピアノ三重奏団ですが、チャイコフスキーの名作は何と初めての録音。2012年に日本でも披露されましたが、これが稀代の名演で、感動のあまり言葉少なく帰る観客が目につきました。今回、待望のCDリリース。 カップリングがこれまたロシア・ピアノ・トリオの名作アレンスキーの第1番。これほど流麗かつオシャレなアレンスキーは初めてで、あらためて聴き惚れてしまいます。全く隙のないアンサンブル、各楽器の難技巧も何なくこなし、さらにアレンスキーとチャイコフスキーの音楽の中にある、フランス的な洗練も憎いまで絶妙に表現。新しい決定盤の登場と申せましょう。(キングインターナショナル)【収録情報】・アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出』 トリオ・ワンダラー ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャブディアン(ヴァイオリン) ラファエル・ピドゥー(チェロ) ヴァンサン・コック(ピアノ) 録音時期:2012年11月1日 録音方式:ステレオ(デジタル)Powered by HMV