スイスが誇る女流ヴァイオリニスト、ウルズラ・バグダザルヤンツの秘蔵音源第4集:ヘンデル、ナルディーニ、パガニーニ、他非常に力強く、そして優美に歌いあげるスイスの女流ヴァイオリニスト、ウルズラ・バグダザルヤンツの貴重な録音。ルーマニア人の父とスイス人の母のもとに1934年スイスのヴィンタートゥールに生まれたバグダザルヤンツは、ヴァイオリニストであった母に手ほどきを受け、幼少の頃よりその才能を開花させてきました。10歳の時には舞台にたちベートーヴェンのロマンス第2番を弾き周囲を驚かせました。バグダザルヤンツの演奏はとてもあたたかく、存在感のある音色そしてストレートな解釈が特徴で、聴き手に心地よさを与えます。一音一音の粒立ちのよさとフレージングの大きさは彼女の特質と言えましょう。レパートリーはJ.S.バッハからモーツァルト、バルトークと広く、また、オトマール・シェックをはじめとする生まれ故郷のスイスの作曲者の作品(オトマールの娘、ピアニストのギーゼラとも度々共演)も積極的に演奏、録音してきました。 CDリリースにあたりリマスタリングもされました。バグダザルヤンツの全盛期を知ることができる貴重な録音と言えましょう。(キングインターナショナル)【収録情報】『ウルズラ・バグダザルヤンツ Vo.4』1. ウルズラ・バグダザルヤンツ:ヴァイオリンとピアノのための7つのポエム メラニー・ディ・クリスティーノ(ヴァイオリン) ラルカ・スティルバ(ピアノ)2. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.378より第1楽章3. ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調4. ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調より第1楽章5. パガニーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.3-6 ウルズラ・バグダザルヤンツ(ヴァイオリン) フェルナンド・ケーザー(ピアノ:2) ブルーノ・サラディン(ピアノ:3,5) ルチアーノ・スグリッツィ(ピアノ:4) 録音時期:1960-1969年 リマスタリング:2008年Powered by HMV