ベッチャーの好演が光るピアノと弦楽合奏版によるベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲!「驚くべき表現力と輝き」「心の奥底まで響く共感」とヨーロッパで高い評価を集めるゲルリント・ベッチャーがベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弦楽合奏の伴奏版で録音しました。ヴィンツェンツ・ラハナーによる弦楽五重奏版のベートーヴェンと、パウル・ヴァルダーゼーによる弦楽合奏版のメンデルスゾーンは実に爽快。ベッチャーが雄弁に語る好演です! 最後に収録されたのは心理学者で作曲家のギュンター・フランツ・カーセカルト[1958-2007]のピアノ作品です。彼は森や自然への深い愛情を示した一方、「人間の精神」を生涯かけて音楽の形にしたいと取り組んできました。『Nachtkrapp』は空想上の鳥「ナイトレイヴン」で、この化け物のような鳥に脅かされた子供を恐怖心から就寝させるために読まれる童話に出てきます。また『Feuertanz』は火花を散らす炎の踊りで、炎の破壊力とすべてが燃やされたときの終わりを暗示しています。ベッチャーはこの様相を見事に表現しております。(輸入元情報)【収録情報】1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15(ラハナー編、ピアノと弦楽五重奏版)2. メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40(ヴァルダーゼー編、ピアノと弦楽合奏版) ゲルリント・ベッチャー(ピアノ) 南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団 ティモ・ハンドシュー(指揮) 録音時期:2014年、2015年 録音場所:ケーニヒス・ヴスターハウゼンカーセカルト:ピアノ作品集3. Nachtkrapp4. Marschierende waldameisen5. Ring der Dunkelheit6. Graf Puckler-Limpurg-Walzer7. Feuertanz ゲルリント・ベッチャー(ピアノ) 録音時期:2020年(3) 2016年(4-7) 録音場所:バート・ザーロー(3) ドイツ(4-7) 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Powered by HMV