プラジャーク四重奏団チェリスト、ミハル・カニュカによる古典派再発見プログラム!18世紀チェコ人音楽家のチェロ協奏曲集プラジャーク四重奏団メンバーとしてもお馴染みのミハル・カニュカが、18世紀に活躍したチェコの音楽家3人に焦点をあてた希少なチェロ協奏曲集をリリース! いずれの作曲家も現在では殆ど演奏される機会がなくなってしまった音楽家ばかり。アントニン・クラフト[1749-1820]、カール・シュターミッツ[1745-1801]の作品も中々聴く機会に恵まれませんが、特にアントニン・ヴラニツキー[1761-1820]のチェロ協奏曲が入っているのは大変希少といえましょう。生前はヴィルトゥオーゾとして宮廷で活躍していた音楽家達だけあって、全体的に古典派ならではの優雅かつ清廉な雰囲気に満ち溢れたアルバムです。そして本アルバム最大の魅力は、この再発見プログラムをカニュカのソロで堪能できること。プログラム、演奏ともども必聴の希少盤です! A.ヴラニツキーはモーツァルトと親交厚かったパヴェル・ヴラニツキーの弟で、ハイドンに作曲を学び、ベートーヴェンとも親交厚かった音楽家。当時の宮廷音楽趣味を思わせる典雅な作風です。同時代に活躍したクラフトもハイドンに作曲を学んだ音楽家。冒頭から壮大なユニゾンで始まる彼のチェロ協奏曲は、ハイドンとはまた違ったベートーヴェンのような堅固な重みをも感じさせます。超絶技巧の連続する3楽章はソリストの聴かせどころ。カニュカの圧倒的な演奏技術が光ります。一方、C.シュターミッツのチェロ協奏曲は、モーツァルトも思わせる軽やかで爽やかな旋律が魅力的。古典派の演奏でも高い評価を得ているカニュカの多彩な表現力にも魅了される1枚です。(キングインターナショナル)【収録情報】1. クラフト:チェロ協奏曲ハ長調 op.42. A.ヴラニツキー:チェロ協奏曲ニ短調3. C.シュターミッツ:チェロ協奏曲第2番イ長調 ミハル・カニュカ(チェロ) プラハ室内管弦楽団 パヴェル・サファリク(指揮:1) イジー・ポスピヒャル(指揮:2,3) 録音時期:2012年1月3日、3月16-17日 録音場所:プラハ、聖アネシュカ修道院内アッシジの聖フランチェスコ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV最高の音で楽しむために!