FBOが超絶技巧で奏でる、エレガントなモーツァルトの初期交響曲集モーツァルト若書きの交響曲を、古楽オーケストラの雄フライブルク・バロック・オーケストラの演奏で。交響曲第1番は1764年、モーツァルトが8歳の頃の作品。習作的だとも言われてはおりますが、やはりまさに「神童」モーツァルトをあらためて実感させられる作品です。他の作品も子供の頃のモーツァルトがどんな風だったか、そして、その先に書くこととなる傑作の数々の萌芽がみられるものばかり。フライブルク・バロック・オーケストラが、実に活き活きと、そしてエレガントに奏でます。 交響曲の間に挿入されているコントルダンスは、1791年に作曲されたとされているモーツァルトの最後の舞曲。管楽器はフルートが入るのみの編成ですが、第1番は『フィガロの結婚』の有名なアリア「もう飛ぶまいぞ」の旋律を主題とした楽しい舞曲となっています。ほかにもにぎやかに太鼓の音がとどろく軍楽調の第3番など、交響曲からオペラまでモーツァルト作品を知り尽くしたFBOの面々だからこそ可能な、愉悦の極みの名演となっております。(写真c Annelies van der Vegt)(輸入元情報)【収録情報】モーツァルト:● 交響曲第1番変ホ長調 K.16● コントルダンス第2番変ホ長調 K.609● 交響曲第4番ニ長調 K.19● コントルダンス第3番ニ長調 K.609● 交響曲ヘ長調 K.Anh.223/ 19a● コントルダンス第1番ハ長調 K.609● 交響曲第5番変ロ長調 K.22● コントルダンス第4番ハ長調 K.609● 交響曲ト長調 Anh.221/ 45a● コントルダンス第5番ト長調 K.609 フライブルク・バロック・オーケストラ ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(コンサート・マスター) 録音時期:2019年2月 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : Symphony in E-Flat Major, K. 16: I. Molto allegro2 : Symphony in E-Flat Major, K. 16: II. Andante3 : Symphony in E-Flat Major, K. 16: III. Presto4 : Five Contredanses, K. 609, No. 25 : Symphony in D Major, K. 19: I. Allegro6 : Symphony in D Major, K. 19: II. Andante7 : Symphony in D Major, K. 19: III. Presto8 : Five Contredanses, K. 609, No. 39 : Symphony in F Major, K. Anh. 223/19a: I. Allegro assai10 : Symphony in F Major, K. Anh. 223/19a: II. Andante11 : Symphony in F Major, K. Anh. 223/19a: III. Presto12 : Five Contredanses, K. 609, No. 113 : Symphony in B-Flat Major, K. 22: I. Allegro14 : Symphony in B-Flat Major, K. 22: II. Andante15 : Symphony in B-Flat Major, K. 22: III. Allegro molto16 : Five Contredanses, K. 609, No. 417 : Symphony in G Major, K. Anh. 221/45a: I. Allegro maestoso18 : Symphony in G Major, K. Anh. 221/45a: II. Andante19 : Symphony in G Major, K. Anh. 221/45a: III. Molto allegro20 : Five Contredanses, K. 609, No. 5Powered by HMV